福井駅前で、遅い時間帯まで、ごはんが食べられて、
飲みながらゆっくりと話ができるところです。
ごはんだけ食べてさっと帰るのもありですが、
せっかくここに来たんだから、
このご縁を大切にして、
一人ひとり、心と心をつないでいきたいと思っています。
深夜食堂は、観光客向けの食堂ではありません。
ですから、特に、福井の特産品をあえて扱うわけでもなく、
普段の生活の中で、食べたいものを酒の肴にしてお楽しみいただいております。
店の中もマスターの趣味のもので溢れており、
今どきの飲食店のコンサルタントから見れば、ありえないと言われそうな、気ままな店です。
まるで、家で飲んでるかのような、
どこにも気を使わなくて構わない、そんな雰囲気です。
あるお客さまが言うには、大学のサークルの部室みたいだとか。
ところが不思議なことに、
地元の常連さんと、地元の一見さんと、
そして県外からのお客さまの割合はほぼ同じくらいです。
都会から来る方には案外こんな店を求めているのかもしれません。
マスターも今年60歳となるので、
いまさらお客さまに媚びることもせず、自分のスタイルをわがままに押し通します。
常連さんはそこもよくわかっていて、それ自体を楽しんでいるかのようです。
マスター自身、お客さまと話しすることが好きなので、
暇さえあればお客さまとの会話を楽しんでいます。
特に、初めておひとりでお見えの方には、いろいろお声かけして、
私や他のお客さまと仲良くできるようにさせていただいてます。
ビールのラインナップは、マスターが若い頃流行った、
バブル期の定番のバドワイザーやコロナ、ハイネケンなど9種類、
アメリカ映画のようにビンの直飲みスタイルです。
日本酒は福井の地酒のみで9種類、これもまたマスター好みの勝手なチョイス。
お客さまに書いたり読んだりしてもらうための
「深夜食堂ノート」には、来店客の思い出が刻まれています。
わざわざ、こんな店に足を運んでくださったお客さまとのご縁は、簡単には壊れません。
ガッチリと心に傷跡を残します😆。
カレーは割と自信作で、多くの方からご支持をいただいてます。
カレーの食べ方として、カレーライスはもとより、カレーうどん、カレーパスタ、カレーそうめんがあり、
酒のつまみとしてのカレールーのみもご用意できます。
毎日用意するのは、麻婆豆腐。これまたトマトの風味が聞いた味で、つまみにも丼にもいけます。
また、冬限定で、おでんも人気です。マスターがよく染みたものが好きなので、
大根なんかは特にじっくりと煮込んでます。
福井でよく食べられる厚揚げは、
定番の青ネギポン酢に、ニンニク醤油焼き、味噌チーズ焼き、麻婆厚揚げの4種をラインナップ。
漫画やドラマの「深夜食堂」をご存知の方ならわかる「タコさんウインナー」は当店ならではの、
最もよく出るおつまみです。
こんなお店ですが、興味を持って下されば、ぜひ一度足をお運び下さい。
毎日何かしらのお通しを用意して、お客さまのお越しをお待ちしております。